2004年、吹奏楽部定期演奏会

鼓組にとって最後の吹奏楽部定期演奏会(2004.6.6.)

プログラム掲載文章より

本日は、私たち“鼓組”が吹奏楽部の定期演奏会に出演する最後のステージに、ご来場いただき誠にありがとうございます。

ご存じかとは思いますが、今春より“鼓組”は吹奏楽部から独立する事となりました。吹奏楽部&和太鼓の2足のわらじを真新しい足袋に履き替えて歩みだす、今日が第1歩です。独立にあたり、顧問のK山先生や諸先生方、ならびにPTAの方々、そして太鼓の指導をして下さっている太田さん、家族や友達などたくさんの方々にご尽力をいただきました。皆さんのご協力や励ましへの感謝の気持ちは、言葉に尽くせません。本当にありがとうございました。

私たち“鼓組”16代目は、気力・体力の限界を突破した爆走列車となり、休まず走り続けて参りました。練習が辛かった事、休みがなくてヘトヘトになった事、それでも本番になればたくさんの笑顔や声援に包まれて嬉しかった事など、たくさんの思い出があります。その思い出を積みながら、今日の終着駅まで仲間とたどり着いたことを誇りに思います。

私たち「16代目鼓組」のパワーあるステージを、「新生鼓組」への期待も交え、どうぞお楽しみ下さい!!

第16代組頭 S原T子


鼓組が誕生して16年になります。この定期演奏会が「第18回」ですから、「鼓組の歴史は吹奏楽部の歴史であり、吹奏楽部の歴史は鼓組の歴史である」と言っても過言ではありません。和太鼓を使った楽曲で吹奏楽コンクールの関東大会に出場したこともありました。アンサンブルコンテスト千葉県大会の打楽器部門で金賞を受賞したこともありました。

近年、吹奏楽の練習時間拡大に伴い、鼓組は平日の放課後の稽古時間が確保できなくなりました。このままでは自然消滅が予想されたため、泣く泣く吹奏楽部から独立して、部活動に昇格しました。OB・OGの名ゼリフ「ラッパと太鼓の二足のワラジ」も、残念ながら本日の公演で最後になります。これまで応援してくださった皆様に感謝いたしますとともに、新しい鼓組および吹奏楽部を今後も応援していただきたくお願い申し上げます。

鼓組顧問 K山Y浩