第1回高校和太鼓演奏会

2006.1.23.

毎日新聞系地方情報紙「ふれあい毎日」より(資料提供:東葛毎日新聞社)

ドドーンと響け、若人の音

八千代高校 和太鼓集団「鼓組

昨年12月24日、八千代市市民会館ホールで、県高校文化連盟主催の郷土芸能専門部、第1回高校和太鼓演奏会が開催された。八千代高校と木更津総合高校の和太鼓部の合同演奏があり、若いパワー全開の迫力は満席の聴衆を魅了した。高校和太鼓部は千葉県下で3校。

(上)高校和太鼓演奏会のステージ

(下)「鼓組」メンバー

八千代高校「鼓組の演目は変化する海の表情を太鼓と篠笛で表現するオリジナル曲「海渡(かいと)」と得意曲の「八丈」など。「鼓組」は、90年に吹奏楽部有志によって結成され、04年6月に部活動に昇格、現在の部員数は2年5人、1年11人。成田太鼓祭にも出演する実力派だ。昨年7月には青森県で開催の第29回全国高校総合文化祭にも初出演した。

太鼓指導は「鼓組」生みの親で、外部講師の太田雅人(41)さん。「和太鼓は身体に響く迫力が魅力」と話すのは部長で組頭、2年の●藤●●子さん。「どんなことでもすべて自分たちでやる自立した部活動。練習は毎朝1時間、放課後2時間を集中して行う。新春演奏会や自主開催の夜祭を目指して休日を返上して、全員練習に励んでいます」と元気いっぱい。

「出演依頼は一部お断りするほどの人気。ステージも毎回満席の盛況です」と顧問のK山●●教諭(43)。1月新春和太鼓演奏会、4月8日9日成田太鼓祭、6月10日11日は「鼓組夜祭」がある。地域にはファンも多い。