『01 あめつちの初発の時』
【天地の初発の時】
古事記は謎々で書かれていますから、始めからその積もりで読み込まなければなりません。
【天地】はアメツチと読み、吾(あ)の眼(め)を付(つ)けて智(ち)となす、と読み下します。意識は無自覚から自覚へと成長していくので、自覚した段階では、
吾(あ)の眼(め)を付(つ)けて智(ち)となすべし、となります。
このように同じ言葉でも読み方が変わります。というのも意識は成長するのに言葉は変えないからです。
ということは始めの形に、終わりの形も完成した形も共に含まれているということです。ひいてはその言葉で示される世界全体も含まれるということです。
ただし同一次元内でのことです。
0) 先天の完璧な世界がある。言霊神1~17。
1)イ、 主体意識の成立
1)ロ、 主体意識の領域
2)イ、 現象意識・心象化(ウ)。言霊神18~27。
2)ロ、 現象意識・物象化(オ)。言霊神28~35。
2)ハ、 現象意識・物質化(ア)。言霊神36~39。
2)ニ、 現象意識・運用化(エ)。言霊神40~49。
2)ホ、 現象意識・共有化(ン)。言霊神50。
3) 初期客観規範化。言霊運用神。51~56。
4) 初期主観動韻。言霊運用神。57。
5) 初期主観規範化。言霊運用神。58~66。
6) 客観表現規範。言霊運用神。67~75。
7) 客観世界の分析。黄泉国。
8)