04 命名告知者
この三柱の綿津見の神は、阿曇(あずみ)の連(むらじ)等が祖神(おやかみ)と斎(いつ)く神なり。
かれ阿曇の連等は、その綿津見の神の子宇都志(うつし)日金柝(ひかなさく)の命の子孫(のち)なり。
その底筒の男の命、中筒の男の命、上筒の男の命三柱の神は、墨(すみ)の江(え)の三前の大神なり。
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この三柱の綿津見の神は、阿曇(あずみ)の連(むらじ)等が祖神(おやかみ)と斎(いつ)く神なり。
作用反作用の連続していく受け渡しによる受領と創造を遂行するのに、
その官職にある、阿曇(あずみ)の連(むらじ)等が、(外国文化の摂取係)
祖神(おやかみ)と斎く、と言いたい訳は、
三柱の綿津見の構造運用を見れば、手本となるアンチョコ虎の巻になるからでしょう。
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かれ阿曇の連等は、その綿津見の神の子宇都志(うつし)日金柝(さく)の命の子孫(のち)なり。
安曇の連等の官職者は、綿津見の運用による大和言葉への命名告知者の官職を遂行している。
宇都志(うつし)日金柝とは、ウツシ、現し身、この世の事柄を、日は、霊、言霊、言霊となる、金はカナ、仮名で、言霊となる仮名をもって、柝はサクで咲くのこと、咲かし知らせる役目を担っている命名の官職運用者のことです。
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その底筒の男の命、中筒の男の命、上筒の男の命三柱の神は、墨(すみ)の江(え)の三前の大神なり。
墨(すみ)の江(え)は、スメラミコトが見据える言霊エによる事業の、総覧総見参者の三歩手前の手順の運用者です。
こうして現実はそのまま言葉となり、言葉そのものが現実となり、我良し弱肉強食に基づいた外国文化の伝搬を総見(スミ)することになります。