スガソ音図と赤子の心

 

スガソ音図と赤子の心

「はっきり言っておく。心を入れ替えて子供のようにならなければ、決して天の国に入ることはできない。」 

とイエスは話した。

古事記のスガソ音図は次のようです。

何となく枠で結べたということ。これを、あとになってですな、天津菅麻(スガソ)音図と申します。伊耶那岐命の音図でございます。まだ父韻がどういうような順序で並ぶかっていうことが決まらない。ですから、あくまで「だいたいの枠で囲った音図」という意味でございます。

大昔、日本人の祖先がですな、一万年以上も前の話。五十の言霊というものがある。だけどそれをどう並べたらいいのか。ああでもないこうでもない、ああでもないこうでもない言ってるときに、最初に「こういうように母音を並べて母音に沿って他のものを並べると、何となくよさそうだぞ」といってですな、「ここまではどうもいいらしい」と確かめた音図。

ここまで来るのにも大変だろうと思います。50個をどう並べたらいいかっていうんですから。人類がはじめて、その50個の音図を「こう並べたいいかな」として並べ終わった音図を、天津菅麻音図と申します。

何だかゴショゴショしてわかんないけれど、しかしスガソ…真新しくって清々しい---人間の衣のような、心の衣である言葉の音図を見つけた、ということになります。 

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