001 こころの大目次

この、01 子事記神話の謎々-古事記の心道には多くの目次があります。

すべて同じことを記したものです。何しろ世界を相手にしている心を記そうというものですから、世界の多様性心の多様性に応じて目次も複数個になってしまいました。

古事記冒頭三貴子までがそもそも既に目次みたいなものです。一文一文一神一神次元内容か変化していきますから、原文もそのまま目次となります。

ここではまず古事記冒頭をこころの事を記したコジキとみてココロの大目次を作ってみました。

001 こころの大目次

(0) こころの世界の始まる前、こころ以前の宇宙。あめつち。

(一) こころの先天構造、先天の実在と先天の働き。たかあまの原。

(二) こころの構造。ウ。アワ。

(三) こころの先天知識と智恵。ヲオ。エヱ。

(四) こころの先天創造意思。イヰ。

(五) こころの先天の根源創造意思。天津十七神。

(・) おのれのこころの島。自我自覚領域の確立。(それによって一~五は先天の実体領域と働き領域に剖判する)

(六) こころの先天から後天イメージへ。先天の実体が主体に載ることで頭脳意識内で後天の現象ができる。

(七) こころのイメージから物象化へ。意識は物象を求める。

(八) こころの物象化から現実化へ。物象を介して意識は媒介される。子という後天現象ができる。

(九) こころの言霊運用初期規範化へ。現象要素を運用する先天的な初期規範がある。

(十) こころの主体軌範の創造へ。初期規範に目覚め自覚的自発性が加わる。そして物象である後天要素現象に囚われなくなる。

(十一) こころの判断規範の運用へ。ここに主体的な判断規範が確立していく。

(十二) こころの判断規範の表現化へ。主体的な規範の運用によって物象表現(自らの創造物)を生み出す。

(・) こころの客観世界・黄泉国。ここで未練執着愛着を止揚する。

(十三) こころの客観世界のみそぎ。脱皮変態において新たな創造規範を模索する。

(十四) こころの自覚的運用規範原理の完成。とうとう理想的な創造規範の確立に成功する。

こうして和のある自己主張の道が完成する。