[運用 10] 石筒(いはつつ)の男の神

次に石筒(いはつつ)の男の神

主観的な判断操作

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十全な判断力である十拳剣の元に語られます。

チ) 石拆の神は、実体五次元世界への判断力。 知っていること、関心のあることなら自分は何でも喋れるぞという主観。

イ) 根拆の神 は、八父韻の働き。主観内のことなら理路整然と話していられる積もりになれる主観。

キ) 石筒の男の神は、縦にも横にも連絡が取れている確認。 時処位過去にも未来にも考えを発展できる積もりの主観。

ミ) 甕速日の神 は、連絡が取れている中の言霊要素の確認。自分のの表現が正当であるという積もりになれる主観。

シ) 樋速日の神 は、言霊要素が実際に連絡し合っていくこと。自分の主張で事が成る積もりでいられる主観。

リ) 建御雷の男の神 は、主観的になら何でも主張できる判断規範を得る。自分にとってなら全ての正しさを与えられ全体絶対規範

ヒ) 闇淤加美の神 は、十本指を次々に握る形で判断すること。元あるグーの形に一つ一つ羽が噛み合ってくる。

ニ) 闇御津羽の神 は、握った十本指を一つ一つ開く形で判断すること。展開されたと思われる形に一つ一つ近づき煮詰まる。

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石筒は五葉筒(いはつつ)または五十葉筒の意です。五十音図は縦に五母音、五半母音または五つの子音が並び、これが順序よく人の心の変化・進展の相を示しています。また五十葉筒と解釈すれば、五十音図が縦に横に同様に変化・進展する相を知ることが出来ます。筒とはその変化・進展の相が一つのチャンネルの如く続いて連なっている様子を表わします。石筒の男の神の男(を)の字が附いているのは、その変化・進展の相が確認出来る働きを示すの意であります。