23【言霊ヤ】 大屋毘古の神(おほやひこのかみ)

23【言霊ヤ】 大屋毘古の神(おほやひこのかみ)

大屋毘古の神の大屋は大きな建造物を意味します。吹き出された父韻が母音と結び付いて、一つのイメージを形成して行きます。心の中に出来上がってくるイメージを建造物に譬えました。

言霊ヤに漢字のルビを振りますと、八(や)、彌(や)、矢(や)、屋(や)、焼(や)く、族(やから)、櫓(やぐら)、養(やしな)う、安(やす)い、痩(や)せ、……等となります。

大屋毘古(おほやひこ)の神

言霊ヤ 先天の意図が父韻の並びと、それが結び付こうとする母音次元が明らかとなり、結ばれると、一つのイメージとなって姿を表わします。するとそのイメージはあたかも一つの大きな建造物(屋)となって働き(毘古)始めることとなります。

言霊ヤは屋(や)・矢(や)・八(や)・焼(やく)・族(やから)・安(やす)・奴(やっこ)・山(やま)・病(やまい)・藪(やぶ)・闇(やみ)等に使われます。