自己主張(主観現象)の運用

産んだ現象の主観的運用ということ

産んだ現象の運用ということ(主観内)

(ウ) 言霊現象がある ・ 先天 ・金山~枠産巣日 吉備の児島

(ア) 運用判断主体が発生する ・ 主体 ・ 泣沢女 小豆島

(アの実体) 運用実体八種 ・ 主体の実体 ・ 父韻に相当 ・ (チイキミシリヒニの道理 ) 大島

(ワ) 運用客体八種 ・ 文字表現 ・ (創造されたチイキミシリヒニの現象) 姫島

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・・・ (ウ)

火(ほ)の夜芸速男(やぎはやお)の神を生みたまひき。またの名は火(ほ)の炫毘古(かがやびこ)の神といひ、またの名は火(ほ)の迦具土(かぐつち)の神といふ。

この子を生みたまひしによりて、御陰炙(みほどや)かえて病(や)み臥(こや)せり。

たぐりに生(な)りませる神の名は

金山毘古(かなやまびこ)の神。次に

金山毘売(びめ)の神。

次に屎(くそ)に成りませる神の名は

波邇夜須毘古(はにやすひこ)の神。次に

波邇夜須毘売(ひめ)の神。

次に尿(ゆまり)に成りませる神の名は

弥都波能売(みつはのめ)の神。次に

和久産巣日(わきむすび)の神。

この神の子は豊宇気毘売(とようけひめ)の神といふ。かれ伊耶那美の神は、火の神を生みたまひしに由りて、遂に神避(かむさ)りたまひき。

・・・ (ア)

かれここに伊耶那岐の命の詔(の)りたまはく、「愛(うつく)しき我が汝妹(なにも)の命を、子の一木(ひとつき)に易(か)えつるかも」とのりたまひて、御枕方(みまくらへ)に葡匐(はらび)ひ御足方(みあとへ)に葡匐ひて哭(な)きたまふ時に、御涙に成りませる神は、香山(かぐやま)の畝尾(うねを)の木のもとにます、名は

泣沢女(なきさわめ)の神。

かれその神避(かむさ)りたまひし伊耶那美の神は、出雲(いずも)の国と伯伎(ははき)の国との堺なる比婆(ひば)の山に葬(をさ)めまつりき。

・・・ (アの運用実体)

ここに伊耶那岐の命、御佩(みはか)せる十拳の剣を抜きて、その子迦具土の神の頚(くび)を斬りたまひき。ここにその御刀(みはかし)の前(さき)に著(つ)ける血、湯津石村に走(たばし)りつきて成りませる神の名は、

チ 石柝(いはさく)の神。次に

イ 根柝(ねさく)の神。次に

キ 石筒(いはつつ)の男(を)の神。

次に御刀の本に著ける血も、湯津石村(ゆずいはむら)に走(たばし)りつきて成りませる神の名は、

ミ 甕速日(みかはやひ)の神。次に

シ 樋速日(ひはやひ)の神。次に

リ 建御雷(たけみかづち)の男の神。またの名は建布都(たけふつ)の神、またの名は豊(とよ)布都の神。

次に御刀の手上に集まる血、手俣(たなまた)より漏(く)き出(いで)て成りませる神の名は、

ヒ 闇淤加美(くらおかみ)の神。次に

ニ 闇御津羽(くらみつは)の神。

・・・(ワ) 運用客体 表現論 八種の文字原理

殺さえたまひし迦具土の神の頭に成りませる神の名は、

チ 正鹿山津見(まさかやまつみ)の神。

イ 胸に成りませる神の名は、淤縢(おど)山津見の神。

キ 腹に成りませる神の名は、奥(おく)山津見の神。

ミ 陰に成りませる神の名は、闇(くら)山津見の神。

シ 左の手に成りませる神の名は、志芸(しぎ)山津見の神。

リ 右の手に成りませる神の名は、羽(は)山津見の神。

ヒ 左の足に成りませる神の名は、原(はら)山津見の神。

ニ 右の足に成りませる神の名は、戸山津見の神。

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