22【言霊テ】 天の吹男の神(あめのふきをのかみ)

22【言霊テ】 天の吹男の神(あめのふきをのかみ)

天の吹男の神の天は先天のこと。吹男とは四である四つの母音の女性に向って男である父韻を吹き付けるように発射する様子です。言霊テは手に通じます。吹き出された父韻はどの母音に着くか、手さぐりするように進みます。

言霊テに漢字を当てますと、手(て)、照(て)る、寺(てら)、衒(てら)う、……等が挙げられます。

天の吹男(ふきを)の神

言霊テ 大戸日別の神として五十音図の横の並びが確かめられ「ツー」と現われ出たものが、縦の並びであるアオウエの四母音のどれかに結び付こうとして、人が手(て)を差延べるが如く近づく様であります。天の吹男の神の神名は、先天の意図が大戸日別で判別された父韻の並びが息を吹きかける如く特定された母音に吹き付けられる様とも表現されます。

言霊テは手(て)・寺(てら)・照(てる)等に用いられます。