004 言霊百神名による目次。言霊要素神五十と言霊運用神五十。

004 百神名による目次百神名による目次。

こころは百神を一巡してその表現に達しますが、途中の逸脱脱落、迷い停止とうがそれぞれこころの表現となっていきます。

古事記は自分の子となる表現現象を生む子事記になります。

百神によって、その発生以前の先天の様子から始まって形成され相手に了解され、また先天に帰っていく循環を示しています。

◎ 先天の言霊要素

〇、こころの先天領域

(0)天譲日天狭霧国禅月国狭霧の尊。(心の問題の出所)

(この神は古事記にはありません。また竹内文書にある潜在意識を分析したような多くの神も取りあげられていません。)

① 淡路の穂の狭別の島

(1)天の御中主の神 言霊 ウ (こころの発生、問題の提示) 母音

② 伊豫の二名(ふたな)の島

(2)高御産巣日の神 言霊 ア (心の自覚、主体)

(3)神産巣日の神 言霊 ワ (心の自覚、客体)

③ 隠岐の三子島

(4)宇摩志阿斯訶備比古遅の神 言霊 ヲ (こころの客観実在側)

(5)天の常立の神 言霊 オ (こころの構造、経験、主体側)

(6)国の常立の神 言霊 エ (こころの構造、選択、、主体側)

(7)豊雲野の神 言霊 ヱ ( こころの構造、選択、、客体側)

④ 竺紫の島

(8)宇比地邇神・ 言霊 チ (心のウの働き、全体性) 父韻

(9)妹須比地邇神 ・言霊 イ (心のウ働き、全体性)

(10)角杙神・ 言霊 キ (心のオの働き、集める動き)

(11) 妹生杙神 ・ 言霊 ミ (心のヲの働き、集める動き)

(12) 意富斗能地神・ 言霊 シ (心のエ働き、統体の保存収縮)

(13)妹大斗乃弁神 ・言霊 リ (心のヱの働き、統体の保存拡大)

(14)於母陀流神・ 言霊 ヒ (心のアの働き、表面の拡散)

(15) 妹阿夜訶志古泥神・言霊 ニ (心のワの働き、中核に凝固)

⑤ 伊岐の島

(16) 伊耶那岐神 言霊 イ (意思の創造発動) 親韻

(17) 伊耶那美神 言霊 ヰ (意思の創造帰還)

〇、こころの後天領域

● オノコロ島 (おのれの心の島、心の領域)

◎ 後天の言霊要素

⑥ 津島 (天の狭手依比売) (こころのイメージ形成)

(18) 大事忍男の神 言霊 タ

(19) 石土毘古の神 言霊 ト

(20) 石巣比売の神 言霊 ヨ

(21) 大戸日別の神 言霊 ツ

(22) 天の吹男の神 言霊 テ

(23) 大屋毘古の神 言霊 ヤ

(24) 風木津別の忍男の神 言霊 ユ

(25) 大綿津見の神 言霊 エ

(26) 速秋津日子の神 言霊 ケ

(27) 妹速秋津比売の神 言霊 メ

⑦ 佐渡の島 ( こころの表現発生)

(28) 沫那芸の神 言霊 ク

(29) 沫那美の神 言霊 ム

(30) 頬那芸の神 言霊 ス

(31) 頬那美の神 言霊 ル

(32) 水分の神 言霊 ソ

(33) 国の水分の神 言霊 セ

(34) 久比奢母智の神 言霊 ホ

(35) 国の久比奢母智の神 言霊 ヘ

⑧ 大倭豊秋津の島 (天津御虚空豊秋津根別)

(36) 風の神名は志那津比古の神 言霊 フ (発声伝達)

(37) 木の神名は久久能智の神 言霊 モ

(38) 山の神名は大山津見の神 言霊 ハ

(39) 野の神名は鹿屋野比売の神 言霊 ヌ

(40) 天の狭土の神 言霊 ラ (こころの表現形成)

(41) 国の狭土の神 言霊 サ

(42) 天の狭霧の神 言霊 ロ

(43) 国の狭霧の神 言霊 レ

(44) 天の闇戸の神 言霊 ノ (了解)

(45) 国の闇戸の神 言霊 ネ

(46) 大戸或子の神 言霊 カ

(47) 大戸或女の神 言霊 マ

(48) 鳥の石楠船の神 言霊 ナ (先天回帰)

(49) 大宣都比売の神 言霊 コ

(50) 火の夜芸速男の神 言霊 ン (こころの現象表現、言霊表現、文字)

◎ ここから後半五十神、言霊運用要素

⑨ 吉備の児島

・・(整理内容)------------------ 1。 金山毘古の神

・・(整理材料)------------------2。 金山毘売の神

・・(分類組み合わせ内容)------------- 3。 波邇夜須毘古の神

・・(分類組み合わせ材料)------------- 4。 波邇夜須毘売の神

イ)自証の段階。

・・ こころの原図作り

・・(次元立場の確定)--------------- 5。 弥都波能売の神

・・(提起する問題の全体像)------------ 6。 和久産巣日の神

・・(及び全関連事項)--------------- △。 和久産巣日の神の子 豊宇気毘売の神

⑩ 小豆島

・・( こころの主体側から検討)-----------7。 泣沢女(大野手比売)の神

⑪ 大島 (大多麻流別)

・・-(次元宇宙の設定、組織構成)-----------8。石拆の神

・・-(意志の検討確認)---------------9。根拆の神

・・-(各次元通過の検討)--------------10。石筒の男の神

・・-(内容とその形態の働きの明瞭化)---------11。甕速日の神

・・-(連続動態傾向性の明瞭化)-----------12。樋速日の神

・・ 主体側のこころの構造の明瞭化

・・-(主体のこころの設定、確立)----------13。建御雷の男の神

・・-(手を握りしめる主体の心方向へ検討)-------14。闇淤加美の神

・・-(主体の心から手を広げる方向へ確認)-------15。闇御津羽の神

⑫ 姫島 (天一根)

・・(大山津見神から出た真性の表現)--16。頭に成りませる神の名は 正鹿山津見の神

・・(発声発音法に基づいた表現)----17。胸に成りませる神の名は 淤滕山津見の神

・・(音図から出た表現)--------18。腹に成りませる神の名は 奥山津見の神

・・()----------------19。陰に成りませる神の名は 闇山津見の神

・・(全体的な調和を強調する)-----20。左の手に成りませる神の名は 志芸山津見の神

・・(部分的な強調で表現)-------21。右の手に成りませる神の名は 羽山津見の神

・・(運用を強調する表現)-------22。左の足に成りませる神の名は 原山津見の神

・・(行、段、分類を強調する表現)---23。右の足に成りませる神の名は 戸山津見の神

● 黄泉国 (客観世界)

◎ 言霊運用みそぎ要素

・・(主観内真理)-------ーーー--24. 伊耶那岐の大神 (こころの身禊。さがの摂取)

⑬ 知訶島

・・(自己主張の拠り所)------- 25。衝き立つ船戸の神 (身禊五神)

・・(関連性と連続性)-------- 26。道の長乳歯の神

・・(時処位の検討)--------- 27。時量師の神

・・(曖昧性の排除)--------- 28。煩累の大人の神

・・(分枝点方向の明瞭化)------ 29。道俣の神

・・(実相を明らかに組む)------ 30。飽昨の大人の神

・・(主体側の出発整理)---ーー-- 31。奥疎の神 (エ次元の選択創造)

・・(主体側の選択創造性)--ーー-- 32。奥津那芸佐毘古の神

・・(主客の間隙を減らす)--ーーー-- 33。奥津甲斐弁羅の神

・・(客体側の到着整理)----ーー- 34。辺疎の神

・・(客体側の結果選択創造性)ーーー- 35。辺津那芸佐毘古の神

・・(客主の間隙を減らす)---ーーー- 36。辺津甲斐弁羅の神

◎ 自覚的言霊みそぎ運用要素

自証他証の真理

⑭ 両児島

・・((情感による禊)----------37。八十禍津日の神

・・(原理による禊)-----------38。大禍津日の神

・・(経験知による探求)---------39。神直日の神

・・(欲望性能による探求)--------40。大直日の神

・・(実践智による探求)---------41。伊豆能売

・・(実践智の働き)-----------42。底津綿津見の神

・・(実践智の確認)-----------43。底筒の男の命

・・(五感欲望の働き)----------44。中津綿津見の神

・・(五感欲望の確認)----------45。中筒の男の命

・・(経験知の働き)-----------46。上津綿津見の神

・・(経験知の確認)-----------47。上筒の男の命

◎ 言霊運用の自覚された完成態

・・(人類文明創造の最高規範、天津太祝詞、やたの鏡)----48。天照大御神

・・(精神的学問文化をコントロールする精神構造)------49。月読の命

・・(欲望性能の整理、物質的繁栄をもたらす精神構造)----50。建速須佐男の命